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メサイヤコンプレックスの弊害(心理カウンセラーへの戒告)

ここまで、心理カウンセラーこそが気を付けなければならない問題点として、優しさという凶器、そしてメサイアコンプレックスについて書かせていただいてまいりました。

特にメサイアコンプレックスは、人を救う理由が実は自分が救われたいだけだったというところにあると指摘しています。

これまでの記事はこちらからご確認下さい。

心理カウンセリングの問題点

そして今回は、メサイアコンプレックスとそれに近い隠れメサイアコンプレックスを持つカウンセラーが、心理カウンセリングをすることで、どのような問題を起こしやすいのかを書かせていただこうと思います。

メサイアコンプレックスによる問題


実は、このシリーズの最初に書いた、心理カウンセリングによる状況悪化の事例こそが、メサイアコンプレックスによるものです。

心理カウンセラーの役割


少しその事例について説明させてもらうと、一つ目の会社の事例は、部下の文句を受容的で共感的に聞いて上げたところまでは問題ありません。

どこから問題になるのかというと、問題が心理カウンセラーにとって自分事になってしまうところにあります。

心理カウンセラーとは、本来、相手の思っていることをそのまま鏡のように返すことによって、相手が今抱える問題について自己理解できるように促すことを基本とする存在ですが、この場合は何故か、カウンセラー自身も上司への強い怒りを持ってしまったり、

「貴方は間違ってない!」

と強く表現してしまい、相談者にとっては自分と同じ価値観を持った人だと安心させてしまったのでしょう。

自分事になることが問題


その原因としては、おそらく自分の過去や現在に似たようなことがあって、自分にとっても他人事とはできない問題になってしまうことが多いのだと思われます。

結果として何が起こるのかと言えば、今まで以上に上司に対する文句を言うことになり、その上司との関係が難しいから職場でうまくいっていないところを、更に仲を悪くさせてしまうという本末転倒状態を引き起こしてしまうわけです。

このことは、クレーム処理についても同じことが言えます。

お客様や外部からクレームを受け取った時に、会社や上司に対して文句を持っているとしたら、その人はクレームを言った人と一緒になって文句を言うかもしれません。

メサイアコンプレックスは組織を分裂させる


その場合、本来は会社員ですから、会社側に立って上司に報告し、連合一体となった対応をしなければならないところを、クレーマーの味方となり、組織を滅ぼしかねないわけです。

そんなことをカウンセラーが助長させてしまったとすれば、会社から依頼を受けたカウンセラーであるにも関わらず、組織を分裂させたわけですから、頼まない方が良かったという話になるでしょう。

批判じみた意見に対して、どのように共感するのかは、心理カウンセラーにとって、とても慎重さを必要とするポイントなのです。

このことは、家族の事例においても同じことです。

辛そうに見えたり、可哀想に見えるからと言って、自分と結託してしまうような心理カウンセリングはしていないかどうか。

心理カウンセラーはいつもその点について自戒していく必要があると思っています。

メサイアコンプレックスの原因


そしてこういった人の悩みを自分事にして、共に依存関係になってしまうようなメサイアコンプレックスは、どうして起きてしまうのでしょうか。

次回からは、メサイアコンプレックスの原因と対策について書いていこうと思います。

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