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心理カウンセラーへの戒告(優しさという名の凶器)3

前回の記事で、優しさ(人をそのまま認めること)は、人間としての本能的な能力であり、それがあるからこそ、集団を形成できるということを書かせていただきました。

前回の記事はこちからお読み下さい⇒ 心理カウンセラーへの戒告(優しさという名の凶器)2

そして今回は、それがどうしてこちらの記事で書かせていただいたような、心理カウンセリングの問題となってしまうのかについて、書かせていただこうと思います。

認められることで心理的な集団が形成される


このことをシンプルな表現で言えば、

「貴方は間違ってない(相手が間違っている)」

と人に認められることが、どんな影響を及ぼすのかということになるかと思います。

それは言われた人に対し、話の聞き手は、

同じ価値観を共有していますよ」

と暗黙のうちに語られたのと同じ意味になると思います。

それはつまり、「貴方はそのままで私と共に過ごすことができる」と言われたことを意味します。

この瞬間、話の聞き手(今回の場合は心理カウンセラー)と、同じ価値観を共有する独自の心理的な集団が形成されたことになります。

心理的な集団(心理的勢力)とは?


これは普段味わうことのできなかった安堵感(深い安心)というものが生まれ、決められた組織とは違った心理的な集団です。これを家族や組織を扱う心理学では、心理的勢力と呼ぶこともあります。

心理的な集団(心理的勢力)について説明しますと、例えば同じ家族などでも、そのうちの一人は知らないような秘密を他の人全員で共有している場合、一人対その他全員に線が引かれたこととなり、心理的には二つの集団が存在しているという見方をします。

この場合は、心理的勢力は、人数の多い方が強いこととなり、一人の方はそれがいかに正しい意見を持ったとしても、認められないことが多いものです。

これは単純に人数だけではなく、特別な地位を持った人が味方につくことによって、心理的勢力がとたんに強くなることもあります。

職場で言うなら、上司と仲の良い人は、他の同僚に対して心理的勢力が高いと言えます。

「ごまをする」という行為はそこから始まっているのだと思います。

心理カウンセラーが与える心理的勢力


心理カウンセラーの場合、心理に対する専門家という看板が、相談者を味方してくれたような印象を与えがちです。

それは急に心理的勢力を強め、今まで集団の中で抑圧していた自己心理を解放させ、「正しさ」を植え込み、他者に対する不満を爆発させてしまう可能性があるわけです。

もちろん、それがあるからこそ独りで悩む人を救う心理カウンセラーなのですが、だからこそ、心理カウンセラーにはこの勢力を左右してしまう力があると自覚した上での、責任ある態度が求められます。

心理カウンセリングは誰のもの?


そしてこの問題は、心理カウンセリングとはそもそも誰の為にあるのかということを、教えてくれます。

このことについては、次回、心理カウンセラーが相談者を救うことで自己否定感から逃れようとするメサイアコンプレックスについて、書かせていただこうと思います。

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