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病院カウンセラーの実際

病院カウンセラー

ここまで、2回に渡って病院(心療内科や精神科)の心理カウンセラーとして働くに当たっての、仕事や資格、病院に勤めるメリットなどを書いてまいりましたが、今回はもう少し病院カウンセラーの実際面について、書かせていただこうと思います。

ここまでの記事をご覧になりたい方は、最下部の関連記事からご覧下さい。

医業を行えるのは医師のみ


病院で心理カウンセリングを行う人(臨床心理士)は、立場上、医師のような治療(医業)を行うことができません。

日本において医業を行うことができるのは、法律上医師だけです。

それは医師法という法律において定められており、それ以外の医療行為に類似したものは、医業類似行為と言われ、鍼灸、按摩マッサージ、柔道整復療術に分類されています。

療術の範囲は解釈によって違いますが、現在では心理カウンセリングもここに属していると見ても良いのではないかと思います。

医師法における医業とは、主に問診、薬物治療、手術などを指します。

問診は病名を診断するための対話というような意味で、概ね間違いないと思われます。

臨床心理士の立場


つまり心理カウンセラーは、精神病の病名を特定できる立場ではないということになりますので、心理状態をある程度絞りこむ為の心理アセスメント(状況判断)はできますが、いくら精神診断分類(DSM-5など)に詳しくなったとしても、診断することはできません。

ある意味、目の前の相談者の状態を判断してはいけないという、心理カウンセラー特有のもどかしさがありますが、この点、医師と協業できる病院の臨床心理士は、チームとして携わることができるので、やりやすいと思います。

ただし、上記の通り、立場は医師が圧倒的に上です。

病院によっては心理カウンセラーの立場を重視してくれるところもありますが、医療においてまだまだこの職業の地位は低く、状態判断は医師に委ねなければなりませんし、医師の監督下で相談業務を行うのが病院の心理カウンセラーです。

つまりは、絶対的に守秘義務である病院の診断情報にチームとして関われる光栄に浴している点がメリットとも言え、逆にそこが自由なカウンセリング業務として行いづらいというジレンマにもなるということを知っておけば良いと思います。

余談ですが、この点、私は心療内科の医師と提携させていただいており、相談者本人に同意いただいた場合に限り、情報を医師からもいただき、互いの意見を伝え合うという広い意味でのチーム医療を行っています。

提携なので、立場は医師と変わらずに扱っていただけてますので、診断はしませんが、状況について意見を医師にもきいていただいているので、安心して取り組むことができています。

次回はちょっと横道にそれまして、私自身が精神科医師と対話する中で出てきた医師の本音を「精神医療における医師の本音」と題して書かせていただこうと思います。

お楽しみに。

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